『機動戦士ガンダム』全話初見感想
お久しぶりです、ツユモです。
久しぶりすぎて自分のブログでのハンドルネームが一瞬出てきませんでした…。
これからは少しでも更新頻度を高めるために、見たアニメとか映画とかエンタメの感想をちょこちょこ書いていこうと思います。
というわけで、今回は『機動戦士ガンダム』の感想記事です。日本に生息しているオタクの癖に、これまでガンダムなるものを全く見たことが無かったので、少し前から教養としてアマゾンプライムで1日2話ずつ視聴しておりました。
この記事は、毎話視聴後に10分くらいでパパッとスマホにメモした感想(というか備忘録?)を、若干修正して繋げたものです。
シリーズを全く知らないやつが、何の予備知識も入れずガンダムを視聴したときの雑な感想をありのままに綴っているだけなので、面白い考察とかを期待している方は他の人のブログを読んでください。
第1話「ガンダム大地に立つ!!」
・アムロ、主人公なのに人殺しに全く抵抗がないって珍しいな…。
・たまたま力を手に入れただけの一般人の少年が、軍人相手に無双する感じはなろう系を彷彿とさせる。
・「こいつ…動くぞ!」ってガンダムの台詞だったのか
第2話「ガンダム破壊命令」
・「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの実力とやらを」、「当たらなければどうということはない」など、日本人なら一度は聞いたことある名言が続出してちょっと感動。
・アムロ、直接人を撃つのは抵抗あるのに、人の乗ってるモビルスーツを撃つのは特に抵抗ないのね。
・ガンダムの手に乗るやつ、MAZARIAで体験できるやつだ!
https://bandainamco-am.co.jp/others/mazaria/jp/activity/activity.php?ac=gundam-daiba-assault
第3話「敵の補給艦を叩け!」
・性能的なハンデをパイロットとしての実力で補って戦ったり、敵の奇襲で味方をどんどん失ってしまったりと、逆境で頑張るシャアを応援してしまう回だった。今回はアムロより主人公力高いぞ…。
第4話「ルナツー脱出作戦」
・30分とは思えないくらい濃厚な回だった。
・連邦軍VSジオン軍の単純な二項対立じゃなくて、連邦軍内部でも衝突があってより話の深みが増した感じ。
・ブライトさんの株爆上げだった、頼れる上司だ…。
・館長を載せた棺桶、宇宙に棄てるんかーい!この世界では普通のことなのかな?
第5話「大気圏突入」
・ガンダムもザクも超頑丈そうなのに、そのままだと大気圏突入の摩擦熱に耐えられないのは意外。ほいほい宇宙に行って帰ってこられるスーパー戦隊のロボはスゴいんだなあ。
・「俺だって操作方法わかんねえよ」的な会話とか、連邦軍の戦力不足が今回随所で描写されたわけだけど、さらに新敵キャラ・ガルマが登場するの絶望感あっていいね。
・ガンダムハンマー、どんな最新装備なのかと思ったら、ただのバカデカいチェーンアレイで笑ってしまった。
・敵パイロットが死に際にシャアに助けを求めるの辛いなあ、ただの勧善懲悪痛快劇には絶対しないという意志を感じる。
第6話「ガルマ出撃す」
・ブライトさん、上司と対立しがち。そして軍旗違反の行動をとりがち。
・シャア、冷血な男に見せかけて意外と部下から信頼されてるっぽいし、ガルマみたいな気の許せる友人もいるんだなあ、と思った矢先に腹黒ムーヴし始めて笑った
・前半、アムロがガンタンクに乗る必要あったのか?カイとかセーラさんでも操縦できるっぽいし、わざわざアムロを酷使せんでも…
第7話「コアファイター脱出せよ」
・戦いが長期化してホワイトベース内部もだいぶギスギスしてきたなー。
・カイ、いつもへらへらしてて他人の神経を逆撫でするようなことばっか言ってるんだけど、なんか嫌いになれない不思議なキャラだ。多分あのひねくれた言動は、常にどこか他人事っぽく振る舞うことで心の余裕を保つカイなりの自己防衛なんだろうなあ。どんな状況に対しても一生懸命すぎて精神的な余裕がなくなってきてるアムロとの良い対比になってる。
第8話「戦場は荒野」
・いつにも増して、戦いの虚しさを訴えかけてくる回だな…。親子に物資を与える人情味ある敵偵察隊と、騙し討ちで勝利する連邦軍…。撃墜はされたけど、偵察隊の二人が死ななくてよかった…。
・カイが新モビルスーツ・ガンキャノンに搭乗。カイ、キャラデザからして憎まれ役っぽいし、そういう立ち位置になるとは思わんかったなー。
・ガンキャノンの装備ってもしかして肩のキャノン砲しかない?四つん這いで砲撃したりしてるし、人型の意味がないやん…。性能がガンダムより劣るのはしゃーないけど、盾とかビームサーベルとか装備くらい充実させてやってほしい…。
第9話「翔べ! ガンダム」
・アムロが「もう戦うのが嫌になった!」とかいう面倒くさいウジウジシンジくん状態になっちゃう回。伝説の台詞「親父にもぶたれたことないのに!」 も登場。あんなに意地になってたのに、「お前にはシャアを超える才能があるのに」と言われただけでやる気を取り戻しちゃう辺り、まだまだアムロも子どもだ。
・子どもの食べ物を盗む老人や、ガルマを見下しまくるシャアなど、敵味方ともに人間の醜い部分が露呈してた。
・今さらだけど、ガンダムってホントにアムロしか乗れないのか?マニュアルも自動学習AIもついてるし、他の人でも多少なら扱えそうに見えるけどなー。適合率的な何かが必要なんだろうか。
第10話「ガルマ 散る」
・タイトル通りガルマが散る回だけど、シャアの狡猾さや野心の大きさ、指揮官としての才能の引き立て役だったなという印象。お坊ちゃんではあったけど、嫌なやつではなかったし、こんな最期はかわいそうだ…。それにしても、死因が100%シャアのせいなのは意外。ガンダムに負けてボロボロになったところをシャアに裏切られてとどめを刺されるとかかと思ってた。
・唐突にイセリナとかいう女性との恋愛模様を描いて、これから死ぬキャラの悲哀を強める演出、なんか井上敏樹脚本感ある。イセリナはこの回だけのゲストかと思ったらまだ出番あるのね
第11話「イセリナ、恋のあと」
・冒頭のいつものナレーションが若干短くなった?
・リュウが初めてガンキャノンに搭乗。カイより使いこなしてるように見える。
・ビームサーベルを改造してジャベリンにしたらしいけど、槍らしくリーチが伸びるとかじゃなくて、先っぽが三ツ又になるだけなのね、攻撃力は上がってるんだろうけど、かなり地味な変化だな。
・ガウ撃破されたときの爆発めちゃくちゃデカいな、何積んでんだろう。
・イセリナ様、復讐に囚われたヤバい女になっちゃった…。特攻しようとするのもガルマを彷彿とさせる。
第12話「ジオンの脅威」
・遂にいつもの冒頭ナレーションが消滅。アイキャッチの映像も変更に。しかし謎の「シュウ!↑(高音)」は健在。マジでなんなんだこれ…。
・青いザク(調べたらグフというらしい)が登場。トゲトゲしていてなかなかカッコいい。武器は電磁ムチ。ロボットに装備される武器としては相当珍しいのでは?
・アムロは「仇」と言われたことにショックを受けて心ここにあらず状態。とうとう白眼まで剥き出しちゃって、またぶたれる。すごろくなら一回休みのマスだなこれ。
・「坊やだからさ」ってガンダムの台詞だったんだ!
第13話「再会、母よ…」
・水着回じゃん!って軽い気持ちで見始めたら、めちゃくちゃ悲しい回だった。
・アムロ、前回戦意喪失したかと思ったら、今回はめちゃくちゃ好戦的で、精神の不安定さがすごい。グフの登場で焦ってるんだろうか。
・今回、敵モビルスーツ出てきてないし、連邦軍の一方的な攻撃ばっかり描写されてきついな…。
・アムロがこれまで積み重ねてきた「戦士としての成長」は、戦地にいない母さんにとっては「人間としての劣化」にしか見えないんだろうなあ…。
・ガンダムの空中換装が初披露。全然合理的ではないんだろうけど、見た目派手だし、掛け声もなんか子ども向けホビーアニメ的な王道感あってこれはこれでいいな。
第14話「時間よ、とまれ」
・かなり異色の回。巨大ロボットをホバーに乗った兵士たちが翻弄する様は進撃の巨人っぽくもある。
・敵側がけっこう間抜けに描写されてたから、そんな感じしないけど、今回相当ピンチの回だったよな…。何分後に爆発するのかわからない爆弾を取り外すのとか超怖いだろうな。
・最後のシーンで敵がアムロの顔を拝みに来たけど、現状アムロとガンダムに戦力の大部分を依存してるわけだし、突然銃撃されたりしたらホワイトベース終わりだよな…。やっぱり敵側は、アムロ以外にもガンダムのパイロットがいると思いこんでるからそんな危険な真似はしないんだろうか。
第15話「ククルス・ドアンの島」
・敵とのバトルがメインじゃない回が続く。
・アムロは戦いの中に身を置きすぎて、相手を敵か味方かでしか判断できなくなってるんだろうなー。
・ドアン、ただのゲストにしてはかなりキャラ立っててカッコよかったし、どっかで再登場してほしいな。
・最後、ボロボロのザクを海に投げ捨てた理由がわからん。いや、平和への誓いというか、ドアンの兵士からの卒業を象徴するシーンなんだろうけど、普通に次ジオンからの追撃が来たら終わりじゃない?家も壊れちゃったし、ドアンたちはあの島から出ていくのかな?
第16話「セイラ出撃」
・セイラさんがガンダムに乗る回。ガンダムに乗ったからといってシャアの居場所を確実に聞き出せるわけでもないし、ここまでハイリスクローリターンな行動をとる人だったのは予想外。でも結果的には捕虜が捕まって情報を聞き出せてるし、悪運の強い人だ。
・アムロは代わりにガンキャノンに搭乗。前回ランバ・ラル in グフと対決したときは心ここにあらず状態だったし、早くまともなコンディションでの直接対決が見たい。
・ホワイトベースの子どもたちは、サイド7で生き残った孤児だと認識してるんだけど、未だに船内にいるのは危険じゃないのか?老人たちと一緒に湖で降りて貰うことは出来なかったんだろうか。
第17話「アムロ脱走」
・ミライさんの謎サービスシーン。こういうのセイラさん辺りの役割だと思ってました
・前回の戦闘でガンダムかなり破損してたはずだけど、普通に直ってるのね。
・ガンダム降りろって言われただけで泣き出しちゃうアムロ、ガラスメンタルすぎないか? あと、家出するにしてもガンダムは置いてけよ!
・先週セイラさんがガンダム動かしてたし、やっぱリュウでも操縦できちゃうのね。現状アムロの負担がでかすぎるし、アニメ的な見映えはともかく、普通にパイロットは交代制にしたほうがいいよね。
第18話「灼熱のアッザム・リーダー」
・前回と全く同じ空中換装練習シーンから始まったから、再生する動画間違えたかと思った。かなり強引なねじ込み方に見えたけど、ガンダムにも販促ノルマとかあるんだろうか。
・移動砲台アッザムには何とか勝利するも、またアムロの独断行動が裏目に出る。人型じゃない強敵は初かな?そもそも連邦軍本部は、訓練を積んだ正規のパイロットもろくにいないホワイトベースに、超高性能モビルスーツであるガンダムを預けっぱなしでいいんだろうか。
・人の大勢いる採掘基地を爆撃するのは躊躇なくできるけど、目の前に丸腰で倒れている敵兵は助けずにいられないのが、実にアムロらしい。人間味は感じるけど、都合の良いときだけ軍人ぶったり、一般人ぶったりするのはかなり卑怯でもあるよな…。
第19話「ランバ・ラル特攻!」
・またしても空中換装の練習シーンからスタート。
・今回フラウ・ボゥがジオン軍に捕まってたけど、そういやなんで外出時まで連邦軍の制服着てるんだろう…。デメリットしかなくない?
・ガンタンクのキャタピラが破損したとき、とっさに上半身を分離して固定砲台になる覚悟を決めるハヤトカッコいいな。特にその後見せ場無かったけど!
・さんざん苦戦したグフをやっと撃破。でも、なぜグフは剣で挑んでしまったんだ…。ガンダムは銃を捨ててるんだし、いつものように遠距離からムチでビシビシやってたら勝ってた気がする。
・独房から出してくれと叫ぶアムロ、かなり見苦しい。脱走した時点で処分を覚悟できてないのが甘いところだよなあ
第20話「死闘! ホワイト・ベース」
・ランバ・ラル退場回。ホワイトベースに乗り込んだときも、むやみやたらに敵を殺さず、フラウ・ボゥを見逃してたし、アムロが咄嗟に助けようとしてしまうのも頷けるくらい、いいキャラだったなー。セイラさんとの関係については後々もう少し掘り下げるんだろうか。
・正直今回、連邦軍のみんなの態度がコロコロ変わりすぎて、気持ちがついていけなかった…。
・序盤、アムロは前回に引き続き心がすさんだ反抗期状態。またぶたれてる…。
・まさかのセイラさんがガンダムに再搭乗。アムロは自分以外がガンダムに乗ったら不貞腐れるかと思ったけど、冷静にセイラさんにアドバイスしたり、応援したりしてて切り替えの早さにビビる。
・結局すぐに引き返したとはいえ、カイやハヤトがあっさりホワイトベースを見捨てようとしたのはちょっとショック。
第21話「激闘は憎しみ深く」
・ランバ・ラルを失ったハモンが特攻してくる回。しっかり部下一人ひとりの名前を覚えて一言ずつ激励する様子が印象的。以前店に居合わせたアムロに食事を奢ろうとしたのも、面白がってとかじゃなく、ホントに優しさからなんだろうなあ。てかイセリナ様といい、ガンダム世界の女性は愛する者を失ったら特攻しなきゃならん決まりでもあるのか。
・遂に連邦軍側のメインキャラが退場。これはマジでビックリした。リュウさん、ジャイアンみたいな見た目なのに、組織の潤滑油として一番頑張ってたよなあ。
・ブライトさんの弱さもいろいろと明らかに。アムロの教育のためといいつつ、アムロに対して心を開こうともせず意固地になってたんだろうな…。そしてそういうことに気付いて二人のために奔走できるリュウさんが死んだのは大きな損失だ…。
第22話「マ・クベ包囲網を破れ!」
・ブライトさんが心労で倒れ、ミライさんが指揮官に。しかしそのミライさんも、「リュウ…ブライト…助けてbot」に。指示もめちゃくちゃで振り回されるアムロたちが可哀想。ミライさん、ここまで大人の余裕で皆を安定してフォローしてきたから、ここまで取り乱すの珍しいな。
・あんだけ苦戦したグフが、わらわら湧いてくる雑魚敵扱いになってる!
・これまでどんなに爆撃くらっても無事だった防御力最強ホワイトベースが、ビームに貫かれて墜落。強力なモビルスーツ頼りの全面攻撃より、意外と今回みたいな小さい奇襲の積み重ねによってピンチになることの方が多いね。
第23話「マチルダ救出作戦」
・ガンダムのパワーアップメカ・Gファイターが登場。絶体絶命のピンチに、主人公がぶっつけ本番で新アイテム使って逆転する王道展開がガンダムで見られるとは…。てかこれアムロより、当然のように初見のマシン操縦してるハヤトの方がすごくないか?
・遂にグフがコアファイター単体で撃破されるレベルに…。
・ミライさん、前回よりはだいぶ落ち着いてたけど、やっぱり指揮官としては頼りないなあ。肝座ってるセイラさんの方が向いてそう。ブライトの隣にいたときは輝いてたし、能力が劣ってると言うより、単純にサポート役の方が性に合ってるんだろうね。
・マチルダさん、帽子とると坊主みたいで違和感すごい。あと、次回予告ネタバレしすぎでは!?
第24話「迫撃! トリプル・ドム」
・マチルダさん、いつか死にそうなキャラだとは思ったが、こんなに早いとは…。次回予告でネタバレしてほしくなかったな…。リュウさんの後だったからそう感じるだけかもだが、あんまりドラマチックな死じゃなかったのはちょっと意外。
・前半、マチルダさんと写真撮っただけではしゃぐアムロがかわいい。メンタルよわよわだから、彼女が死んだらめちゃくちゃ取り乱しそうと思ったけど、そんなことはなかった。彼も戦士として成長してるのね。
・黒い三連星・ドムが登場。ジェットストリームアタック、たいそうな名前の割りに、重なって順番に攻撃するだけという、小学生が考えたみたいな技でちょっと面白い。
・Gファイターは、ガンダムをすっぽり覆うアーマーにもなる…けど正直地味だな。戦隊ロボの強化みたいに各部にくっつくか、腕換装するかしてほしい。
第25話「オデッサの激戦」
・いくらスパイを発見したとはいえ、ホワイトベースの主戦力のパイロットが単身で乗り込むのは軽率すぎでは!?最悪船内全員グルの可能性もあったわけだし。アムロはもっと丁重に扱われるべきだと思う。
・カイのガンキャノン毎回ピンチに陥ってるな…。あと、ガンタンクのキャタピラ破壊されがち。
・スパイは捕らえ、ドムは全員倒し、水爆ミサイルも無事に処理するなど、今回は連邦軍側完勝だ。マ・クベを取り逃がしたことがちょっと不安なくらいか。てかあんだけ引っ張ったオデッサの戦いがこんなあっさり終わるとは思わなかった。
第26話「復活のシャア」
・水陸両用の新モビルスーツ・ゴックが登場。馬力と防御力の高さが売りなのね。かなりギリギリの戦いだったとはいえ、お披露目回なのに二体とも倒されるとは…。
・リュウさん死亡かつ新メカ登場のおかげで、セイラさんも完全にパイロットとして定着してきたなー。主人公機の強化も担う重要な新メカのパイロットに女性キャラが選ばれるのは、現代から見ても珍しい気がする。このアニメ、玩具販促のことはどれくらい意識してるんだろうか。あと今後、新レギュラーキャラとか入ってきたりするのかな?
・シャアが超久々に登場。ガンダムへの個人的な執着も見せ始め、王道ライバルキャラにさらに近づいてる。地味にガンダムハンマーも改良のうえ再登場。
第27話「女スパイ潜入!」
・カイメイン回だ!ホワイトベースを降りるときも、帰ってきたときも周囲の反応が素っ気ないのが、カイと皆の独特の距離感を物語ってていいな。てか軍人をやめる場合は一年間刑務所入らないといけないんじゃなかったっけ?
・カイ、ミハルの目論見を一瞬で見抜くけど、それでも協力してしまう甘さがいいなあ。この二人の微妙な関係性はもうちょい見ていたいけど、ミハルめっちゃ死にそう…。そもそもスパイとしてホワイトベースに乗り込むまではいいけど、どうやって帰ってくるつもりなんだ…。
・ズゴック登場。ゴックとは色が違うだけ?名前は強そうだけど、性能的にもゴックより高いんだろうか。
第28話「大西洋、血に染めて」
・前回に引き続き、カイのイケメンムーブがすごかった。もっと美形のキャラデザだったら今でもすごい人気出てそう。そしてミハルはやっぱ死んじゃうのね…この死に方はカイ責任感じるよな…。
・いい加減ホワイトベースの子どもたちはどこかに降ろせないんだろうか…。こんな危険度MAXの最前線にいるよりずっと良いと思うんだけどなあ。
・モビルアーマー・グラブロが登場。モビルスーツよりでかくて、人型じゃないのがモビルアーマーという解釈でいいんだろうか。
第29話「ジャブローに散る!」
・連邦軍の本拠地ジャブローに到着。カイがミハルにすごいあっさり伝えちゃってたけど、本部の場所がジオンにバレるってかなりのピンチじゃないのか…?
・ゾック登場。また水陸両用タイプだが、高いジャンプ力が売りなのか…?グフやドム、ゴック、ズゴックなども登場し、モビルスーツのバーゲンセール状態。連邦軍側も新たなモビルスーツ・ジムをお披露目するけど、ガンダムの生産タイプという割に特に活躍シーンなかったな…。
・シャアは赤いズゴックに搭乗。やはり通常タイプよりスピードが速い。ザクもそうだけど、もしかしてシャアのためだけに赤く塗ってるのか?何のために!?
・マチルダさんと結婚する予定だったウッディ大尉が登場するも、あっさり死亡。しかもほぼ無駄死になのが切ない。
第30話「小さな防衛戦」
・ホワイトベースの子ども三人組、カツ・レツ・キッカ主役回。連邦軍本部の育児センターから普通に脱出できちゃうの、設計ミスでは?
・三人はジオンが仕掛けた爆弾を見つけ、遠くに捨てにいくという大手柄。外したら即爆発する仕様じゃなくてよかった…。
・最終的に三人はホワイトベースに同行することになるけど、三人が役に立つ立たない以前にやっぱ危険すぎるしこのオチにはあんまり納得いかなかったな…。育児センターの無気力な子どもたちみたいになるくらいなら、死のリスクがあっても望んだ道を選ぶ方がいいってことなんだろうか…。
・新モビルスーツ・アッガイが登場。似たような形状のモビルスーツ増えすぎて流石に判別できなくなってきたな…爪を洞窟の天井に突き立ててターザンのように移動するのが印象的。
第31話「ザンジバル、追撃!」
・シャアの乗るザンジバルとの、超久々の宇宙戦闘。換装時に隙ができるから、最初からガンダムとGファイターで出撃した方が良さそうに見えるけど、ヒーローが必殺技をとっておく的なお約束なのかな。
・モビルアーマー・ビグロが登場。高速戦闘が強みらしい。地上戦用のドムは改修され、リック・ドムに。「陸からリックに」っていうクソ下らないダジャレが浮かんできて死にたくなった。
・ホワイトベースに女好きのチャラ男・スレッガー中尉が追加で搭乗。普通に実力はあるみたいだけど、しばらくはヘイトを集める係になりそう。初期は嫌味ばっかり言ってたカイも仲間としてだいぶ馴染んだ感じあるし、それに代わってホワイトベースを掻き回す役割なのかね。
・ブライトさんのミライさんへの恋心がわかりやすすぎる…。てかこの二人何歳くらいなんだろう。
第32話「強行突破作戦」
・冒頭、いきなり次回予告のBGMが流れ出して一瞬で終わったのかと焦った。
・序盤は黄色いモビルアーマー・ザクレロが登場するも、割とあっさり撃破。なんかの伏線かと思ったけど、何の意味があったんだこの戦闘…。
・ホワイトベースはシャアとドレンに挟み撃ちされるが、このピンチを勇敢に切り抜ける。数々の死線を潜り抜けてきた皆の成長が伺えるね。てか最後に登場したガンダムの強キャラ感すごいな…。
・スレッガーは予備のGファイターに搭乗。え?予備!?めっちゃさらっと言ったけど、Gファイターって量産できたの!?
・「弾幕が薄いぞ!」って言葉をニコニコ動画以外で使用してるの初めて見た…。
第33話「コンスコン強襲」
・前半はまた新型モビルスーツとの戦闘。トリッキーな能力を持つ相手で、逃がしてしまう。後半はリック・ドム12機との戦闘だが、無双ゲーム並みの勢いで全機撃破。言うほど「コンスコン強襲」してなくない?
・中立国のサイド6にて、アムロは父と再会。しかし父は酸素欠乏症で、まともな精神状態じゃない(軽い認知症的なイメージか?)。父とも母とも解り合えない孤独なアムロが可哀想…。
・ミライさんの許嫁、カムランが登場。「何でも父に頼んであげるよ」という典型的なお坊ちゃんキャラだが、ミライさんへの愛は本物で、決して悪い人ではなさそう。とはいえ、死を見すぎた軍人と平和ボケした一般人はやはり釣り合わないのか速攻フラれる。二人のイチャイチャを見て、少年のようなリアクションをするブライトさんが面白い。
第34話「宿命の出会い」
・雨宿りの最中に、神秘的な雰囲気の美女に出逢う…これなんて言の葉の庭?
・ついにアムロとシャアが対面。なのにアムロは緊張でガチガチだし、シャアは気づかないしで特にドラマは起こらず拍子抜けした。連邦軍の軍服着てて、名前と年齢まで告げたのに気づかないってことは、ジオン軍にはガンダムのパイロットの情報って一切伝わってないのか?てかシャアは有名人なのによく敵の前で堂々と本名を名乗ったな…危機管理意識低くない?
・こういうときこそセイラさんはシャアに逢いに行くべきだろ…どこにいたんだ。
・アムロは前回に引き続き戦闘では無双。圧勝してるはずなのに不穏なBGMが不安を掻き立てる…予知能力が開花してるっぽいのはララの影響なのか?
第35話「ソロモン攻略戦」
・連邦軍がソロモンを攻撃する総力戦。ここまで大規模な戦闘は初めてかもだが、アムロの「これが戦場…」発言は流石に今更すぎない?
・カムラン、一話限りのゲストキャラかと思いきや、結構出てくるな…。前回ミライさんに見せた中途半端な漢気がこの人の器をよく表している…。
・連邦軍は鏡を大量に並べてレーザーみたいなので敵を一掃。なんかめちゃクソ強いけど、これエネルギーは完全に太陽光のみなのかな?
・またガンタンクがキャタピラをやられてる…。これまでイマイチ掘り下げられなかったハヤトが内面を吐露する場面もあるが、闇落ちしたりしないよね…?
第36話「恐怖! 機動ビグ・ザム」
・え、いつの間にミライさんとスレッガー中尉そんな関係になってたの!?恋心を抱くような描写あったっけ?ブライトさんはどこまで察してたんだろうか…。
・スレッガー中尉、指輪を預かってて欲しいとか急に言い出したり、露骨に死亡フラグ建てたと思ったらほんとに死んだ…。登場当初もっとトラブルメーカーになると思ってのに、普通に最後まで大人な雰囲気のキザ漢だった、疑ってスマン…。
・前回から登場の連邦軍の量産兵器・ボール、遠隔操作機かと思ったけど、普通に一つ一つにパイロットがいるのか。やだなあ、これ乗るの。手足ついてないし、いかにもやられ用の機体じゃん…。
・新モビルアーマー、ビグ・ザム登場。腕がなく、足が妙に細長い不気味さが「化け物」という言葉にピッタリ。しかも長距離ビーム無効化、激強ビーム持ちという攻守最強の敵。ただ犠牲はかなり出たとはいえ、結局いつも通りその回のうちに撃破しちゃったのは残念。
第37話「テキサスの攻防」
・マ・クベの乗るモビルスーツ・ギャンが登場。騎士みたいな見た目でカッコいい。盾からミサイル大量発射するのもカッコいい。
・マ・クベ、いかにも冷徹なキャラっぽいから、シャアの助けをむきになって断るとは思わんかった。うーん、せっかくこの前生き残った割には見せ場なく退場したなあ。
・シャアはプロト版の専用モビルスーツ・ゲルググに搭乗して高みの見物。やっぱり「私のは赤くしてください」って毎回頼んでんのかこれ?
・EDのララのクレジットがいつの間にかララァになってる!?時々なんか発音おかしいなと思ってたけど、まだ名前固まってなかったのか、スタッフ間の意思疎通がとれてなかったのか…。
第38話「再会、シャアとセイラ」
・ニュータイプという言葉が本格的に登場。こんな終盤なんだ…。
・ニュータイプの能力は、相手の思考を読み取ること?でもララァを見ると、未来予知しているようにも思える。
・こんなチートみたいな能力を持ったアムロと互角くらいに戦えるシャアがすごすぎる。そしてザンジバル一機でワッケイン艦隊を倒すのも強すぎる。
・たしかランバ・ラル戦のときは勝てたのはパイロットの実力ではなく、ガンダムの性能のおかげだ!みたいなこと言われてたのに、今やガンダムの反応速度がパイロットの能力に追い付かなくなってるんだなあ。
・全人類がニュータイプの能力に覚醒することがジオンの目的?シャアはニュータイプを排除しようとしてるのかな?
第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」
・神秘的な効果音と共に大量爆撃するやつ、ギャラクトロンを彷彿とさせる。
・ニュータイプの抽象的な脳内描写、2001年宇宙の旅っぽい。
・木星帰りの男、シャリア・ブルがモビルアーマー、ブラウ・ブロで出撃。ニュータイプ能力と、触手の先のビーム砲を駆使したオールレンジ攻撃が特徴。もうニュータイプ以外は戦いについていけなくなってきたな…。
・ニュータイプは超発達した洞察力をもつ人間ってことか。戦争が産み出した人類の変異種とか言われてたけど、この能力は人為的に後から付与することはできるのかな。
・EDクレジットが今度は「ララア」に。「ララ」なのか「ララァ」なのか「ララア」なのかはっきりしてくれ!
・ヒットラーの話が出てきた。こういうファンタジー作品に、現実世界の人物を出されるとなんか違和感がある。
・連邦軍側はどれくらいニュータイプのことを知ってるんだろう。噂とか迷信レベルの話だと思ってたのかな。
・ガンダムの性能を向上させるために都合よく博士が登場。博士と軽口を叩きあうアムロになんだか大人の余裕というか成長が感じられる。
・シャアはゲルググ(グロンギ語っぽい名前だ)に搭乗してガンダムに立ち向かう。イマイチ戦闘シーンにあわないシャアの挿入歌みたいなのが突然流れてきて困惑。しかも肝心のシャアは押されまくってるし。ここに来てアムロとシャアのパワーバランスが完全に崩れたわけだけど、最終話までにシャアのパワーアップイベントはあるんだろうか。
第41話「光る宇宙」
・周囲に認めてもらいたくて脱走したりしてたアムロが、「自分は特別な人間じゃない、ホワイトベースのみんながニュータイプなんだ」って言うのすごい変化を感じる。
・ララアがシャアをかばって死亡。シャアが激昂してたけど、ガルマのように自身が勝利するための駒としてじゃなく、一人の人間としてちゃんと愛情を持ってたんだなあ。もう少し二人の馴れ初めを詳しく描いてほしかった。
・アムロはララアとそんなに絡みは無かったけど、自身と同じ能力をもち、和解の可能性があったせいか号泣。しかし立ち直りが非常に早い。人の死に慣れすぎたのか…。
・ミライさん、セイラさん、シャアにもニュータイプの兆候が見られる?
・ソーラレイシステムは、以前連邦軍が使ってた鏡を並べるやつじゃなくて、大筒から発射するやつなのね。
第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」
・たった一撃で約半数の主力艦隊を破壊するソーラ・レイ・システム強すぎでは?高性能モビルスーツの開発より、こっちを連発できる仕様に改造した方が効率よさそう。
・シャアが(未完成の?)モビルスーツ・ジオングで出撃。名前に「ジオン」って冠してるの、最終決戦機っぽいな。脚はついていないが、「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ。」とのこと。まあ宇宙戦闘なら要らないよね。ってかこれガンダムのセリフだったのか…。妙にキャラ立ってる隊員だなあ。
・やはりシャアもニュータイプだった模様。しかし、アムロほどはその能力を使いこなせていない。あと一話で綺麗に終わる気が全くしないけど、さてどうなる最終話!?
第43話「脱出」
・遂に最終話。しかしOPとEDはいつも通り。そもそもこの時代って特殊OPとかの概念があんまりメジャーじゃなかったんだろうか。
・頭部だけで逃げ回るジオングと、頭部を吹き飛ばされた状態のガンダムが対比になってる。
・ともにボロボロの機体を降り、生身で銃撃戦したりフェンシングしたりするアムロとシャア。そしてシャアはキシリアにバズーカを撃ち込み、爆風の中に消える。最期はアムロに倒されると思ったからこれは意外。とはいえ明確な死亡シーンはないし、一応生死不明エンドなのかな。
・一方アムロはニュータイプ能力をフル活用し、ホワイトベースの皆を避難させる。ニュータイプほんとに便利だな…。アムロが以前言った「ホワイトベースのみんながニュータイプなんです」っていうセリフを踏まえた展開にも見える。
・ホワイトベースの人たちが全員生き残ったのはご都合主義かもしれないけど、とにかくハッピーエンドでほんとに良かった…。戦いの象徴であるホワイトベースもガンダムも大破して、最後にはコアファイターも降りて、笑顔でみんなと再会するアムロの姿を見ると、これで本当に終わりなんだなって想いが込み上げて感動した…。
なんかイマイチ語彙力の乏しい感想でしたが、以上です。こうやって見返すと、序盤の方はあんまり気持ちが乗ってなかったのか、終盤に行くほど1話あたりの感想量が増えていってますね…。
誰でも言えるような月並みな感想で締めくくると、現在まで続く人気シリーズの最初の作品だけあって、やはり「名作」でした。「あっこのセリフ、どっかで聞いたことあるぞ!」とか、「意外と『アムロ、行きます!』って言ってないじゃん!」とか、ガンダムが超人気コンテンツになった今だからこそできる楽しみ方もいっぱいあったので、皆さんもぜひ見てみてくださいー。