令和初の超英雄祭を史上最遅レポート!!
はじめまして、ツユモです。
重度の特撮オタクです。
ブログを始めてみたはいいものの、特にネタがない…。そんなわけで、今から約二ヶ月ほど前に行ってきた「超英雄祭2020」というイベントを、超絶今更ながらレポート致します!一応、行った直後のメモ書きは残してあるんですが、うろ覚えの箇所も多いので悪しからず。
(5月頃にDVDが出るそうなので、それを新鮮な気持ちで楽しみたいという方は見ないことをオススメします。)
念のため説明しておくと、「超英雄祭」とはスーパー戦隊と仮面ライダーの歌をひたすら聴きまくれる上に、現役作品キャストのちょっとしたトークショーや、特別なステージショーまで楽しめちゃう、ヒーロー大好きの大きいお友達にとってはまさに夢のようなライブイベントです。今年は東京五輪に向けた武道館改修工事の関係で、初の横浜アリーナでの開催となっています。
で、今回そんなイベントに、初参加&ぼっち参加してきました。普段ライブ自体ほとんど行かないので少々不安だったのですが、結論から言うと死ぬほど楽しかったです。根暗インキャオタクなんであんまり外でハイになったりすることがないんですが、自分でもびっくりするくらいテンション上がりました。
まず当日は、会場も駅も激混みでびっくり。平日なのになんでこんなに集まれるの…?
開場が17時半から、開演が18時半からだったんで、開場と同じ17時半くらいに着けばいいかなというつもりで家を出たんですよ。そしたら、乗り換えに使う菊名駅のホームがすでに人で埋まっていて、ドアが閉まらないレベル。しょうがないから一本見送って乗車しました。(特撮オタクってネット上にしか存在しない生き物だと思ってたんですが、みんなちゃんと実体があったんだね…)
新横浜から横浜アリーナまでは案内がたくさんあるし、コスプレしてる方についていけばいいので、事前に道を調べる必要はあんまりなかったです。
全体的に万丈のコスプレしてる人が多かったですね。
青いスカジャン着るだけでそれっぽくなるし、コスプレ感強すぎず、ギリギリ普段着としてもイケる格好だからかな?
とか考えてたんだけど今冷静になって考えてみると、単純に私の脳が特撮モードになってたせいで、コスプレとかでなく普通に青いスカジャン着てただけの人を万丈と認識しただけなのかもしれない…あの万丈は幻だったのか…?
会場前はこんな感じ。
写真がヘタクソすぎる…
どうやらここは私の世界じゃないようですね
横浜アリーナでの開催は初めてだったせいか、客の動きがぐちゃぐちゃで列の流れの速いとこと遅いとこの差が大きく、運営側は大変そうでした。
結局会場前に着いてから、中に入るまでは約30分かかりました。普段ライブに行く習慣がないのでこれが早いのか遅いのかわかりませんが、とにかくギリギリに到着するのはやめましょう。
入り口ではチケットをもぎられたあと、東映の映画関連のチラシがたくさん入った袋を手渡されます。特に本人確認とかはありませんでした。
中には花がたくさんおいてあって、みんな写真を撮ってました。
消臭力から花が贈られてる…
席に着くと、画面に東映の映画関連のCMが延々流されています。事前に情報解禁されてはいたんですが、リュウソウのファイナルライブツアーにナダが出演決定!っていうテロップが出たときには、拍手が起きたりなんかもしていました。愛されてるなー、ナダ。
あとぜんぜん関係ないけど、デジモンの映画めちゃくちゃ面白そうでしたね…
たまにあんまり可愛くないゆるキャラ・横アリくんからのお願いムービーも入ります。
アリがモチーフ…なのか?
(アリーナ内は撮影禁止らしいので写真はトイレの前の画面で撮ったやつ)
開演直前には、バイオマンのOPやジェットマンのこころはタマゴなどが流れ、横浜アリーナに集いしオタクたちの気分を盛り上げます。
結局予定より10分ほど遅れてやっと始まった…
かと思いきや、なぜか画面にディケイドとディエンドのマークが出現。
なんと、サプライズで門矢士と海東大樹が現れます!!
この時点で会場内、大興奮!!あちこちから歓声と奇声が混じったようなヤバイ声が上がるので、脳の血管切れて何人か死人が出るんじゃないかと別の意味でハラハラしました。
二人に続いてキティちゃんまで登場し、ディケイドとのコラボを発表した後そそくさと退場。マジで通りすがりの仮面ライダーでした。(せっかく来たなら『Ride the Wind』と『Treasure Sniper』歌ってってくれーーー!!!)
お次は映画館でよく見る「NO MORE 映画泥棒」の映像が流れ、映像内に出てくる泥棒と警察の着ぐるみが現れます。戦隊にもライダーにも全然関係なさそうなんですが、なんか去年は朝加圭一郎とコラボしたという話をネットで見た覚えがあるので、超英雄祭の恒例行事なんでしょうね。
今年の二人は、ゼロワンとバルカンの変身ポーズを見せてくれました。二人ともベルトもキーも持たず音声も無しのエアーでやってるんですが、ポーズ模写がうまくて、プログライズキーをこじ開ける演技の時は笑いが起きてましたね。
その後は、ゼロワンとリュウソウコラボのステージショーが始まります。ここでは変身後の姿しか出てこない上、内容はかなりあっさりめでしたが、アスナの音痴設定をちゃんと拾ったり、登場したワイズルーに対してコウが「お前は今週倒したはず!」とメタ発言するなど、しっかりファンのツボを押さえてました。あと、みんなちゃんと本人ボイスなのが嬉しいところ。シアターGロッソの戦隊ショーなんかだと、素顔の戦士が登場する公演であってもなぜか変身後は別人が声を当てているので、番組放送期間中に本人ボイスのショーが見られるというだけでもかなり貴重だと思います。
さらにその後はキャストトークショー。
ここもいろいろあったんですが、
コウ「横浜アリーナ!!おいしいかー!!!」
コウ&会場のみんな「お゛い゛し゛い゛ぞ゛!!!!!」
っていう謎のコール&レスポンスが最高すぎてあんま覚えてません…。
「お゛い゛し゛い゛ぞ゛!」のフレーズ、コウ役の一ノ瀬さんめっちゃ気に入ってるし、本編でもどっかで使ってほしかったなー。VSキラメイに期待。
そして遂に音楽が始まります。
当日のセトリまとめてる方がいたので紹介します。
本日のセトリでございます
— アリSKET (@ari_nindrive) January 22, 2020
#超英雄祭2020 pic.twitter.com/yEbplqFXck
基本的にアーティストさんの歌のみで、役者さんが歌うキャラソンとかはありませんでした。リュウソウジャーのキャラソンをちょっと期待したんですが、聴きたい人はファイナルライブツアーに来てねってことかと。
てか、この人セトリ全部記憶したの!?脳細胞がトップギアすぎない!?
あの空間でスマホいじれるわけないし…
パンフレットとかに載ってんのかな…
それはさておき、歌が始まるたびに、その作品のヒーローがずらっと出てきてポーズをとったり、軽く敵と戦ったり、音楽に合わせてノリノリで手拍子してくれるんですが、この演出がほんとに素晴らしい!
私が普段音楽ライブ行かない理由の一つが、単純にずっと音楽聞いてるだけだと飽きちゃう、ってことなんですが、視覚的にも楽しめるのが超英雄祭ならではの魅力ですね。
例えば、アマゾンズ劇場版の『EAT, KILL ALL』のときは、序盤アマゾンオメガVSシグマ、アルファVSネオアルファのダブルバトルが右と左で行われ、終盤の大サビのところでは、中央でオメガVSアルファの一騎打ちが繰り広げられます。(勝敗は映画の通りです)
戦隊だったら初期メンバーだけじゃなくて、ちゃんと追加戦士も出てきます。大所帯のキュウレンもしっかり12人揃ってました。
仮面ライダーGIRLSの歌う『SSS 〜Shock Shocker Shockest〜』(ショッカー戦闘員がテーマの歌)の時なんか、舞台上にショッカー戦闘員が20人くらい湧いてきて「まだ出てくるの!?」と驚きました。
欽ちゃんの仮装大賞終わったあとにセットの裏に隠れてた黒子がわーっと出てくるのを見た感覚に近いですね。
しかも、とりあえず出てくるだけじゃなくて、ちゃんとそのキャラクターらしい動きをしてくれるんです。
ジェットマンだと、香がお嬢様らしくお上品に客席に向かって手を振るところを、凱が強引に引き寄せたかと思うと、最後には凱がちょっと殴りかかりそうな勢いで乱暴に竜と肩を組みます。会場からは黄色い声が上がってました。
シンケンジャーは今年で10周年ということで、歌が始まる前に、会場のみんなで「チャンチャンバラ」の大合唱。しかし、曲が始まってもステージにいるのはグリーン、イエロー、ゴールドの3人のみ。「残りの3人は?」とか思っていると、曲の後半で、満を持してスーパーシンケンレッドが両脇にピンクとブルーを控えさせて登場!!しかも階段を降りる殿を、ちゃんと流ノ介がエスコートしている…!会話が聞こえてきそうなくらいの完成度でした…
同じく、仮面ライダーブレイド主題歌『ELEMENTS』のときも曲が始まっても全然ヒーローが登場してこず。マスク黄ばんでるし今回は無しかなーとか考えてたら、ラスト10秒ぐらいでメイン4人が一斉に登場!(ハブラレンゲルじゃない!)そして曲の終わりとともに4人で拳を合わせるOPの例のやつをやって即退場!
なんて…なんて贅沢なんだ!!!!
『Switch On!』のときはフォーゼとなでしこが、『Over "Quartzer"』のときは、ジオウとオーマジオウが出てきました。メテオやゲイツじゃないのは、曲風に合った人選ということなのかな?脳死でとりあえず1号と2号みたいな選出じゃないのは、愛があって良いですね。
中盤では、新戦隊であるキラメイジャーの予告映像がフルで流れ、キャストがサプライズ登場しました。そしてキラメイジャーのOPも披露!
今年の戦隊のOPめちゃくちゃいいな…(毎年言ってる)
「傷つき磨き上げる」のとこの歌詞とかヒーローが傷つきながらも成長する姿を、宝石を研磨する工程に落とし込んでいてセンスの塊ですね…
あと、この曲含め、令ジェネ主題歌の『Another Daybreak』や最後の『HERO』など、まだみんなに浸透してなさそうな曲は歌詞のテロップが入るのがすごく親切でした!
合唱曲を除いたラストは、ゼロワンドライバーをイメージしたという奇抜な素敵な衣装をまとった西川貴教さんと、Jさんの歌唱でした。西川さんがシメっていうのはバンナムフェスと一緒ですね。
結局全て終わったのは21時半頃。当然ながら帰りも激混みで、また電車を一本見送りました。
ちなみに物販は会場の外でやってたみたいですが、 Twitter見てたら開演3時間前にはちょこちょこ無くなってきていたそうなので、狙いがある人はとにかく早く行動しましょう。
今回はぼっちで行きましたが、会場全体に一体感があって思ったよりずっと居心地良かったです。
『W』の演奏開始時に、イントロが何度か途切れる、という音響トラブルもあったんですが、会場のみんながすかさず「頑張れー!」って言ってるのがなんかヒーローショーっぽくてほっこりしました。(ここはDVDだとカットされるのかな?)
この後松岡充さんは歌はもちろん、エターナルの決めゼリフに加え、変身まで見せてくれました。スロット見ずにメモリ入れるのすごい!
ちょっと脱線しましたが、総評としては、満足度1000パーセントです!!!
正直行く前はチケット8500円って高いなあと思ってたんですが、本当にそれ以上の価値を感じるイベントでした。サプライズ要素や、並々ならぬ作品愛を感じる演出も多くて、特撮ファンなら行って絶対に損しないイベントだと思います。
次はぜひ『P.A.R,T.Y.~ユニバース・フェスティバル~』が聴きたいいいい!
そして、来年こそおともだちと行けるといいなー…(灰になって消える音)
終わり